【社説】国際的恥さらしを招いたSAT問題流出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.25 09:56
米大学進学適性試験(SAT)の問題流出事件は佳境に入っている。ソウル・江南(カンナム)の予備校講師がタイまで遠征して持ち出したSATの問題を米国内の韓国人留学生らに渡していた事実が摘発されたのは少し前のことだ。そして今回は京畿道の高校で実施されたSAT試験会場で試験用紙を破ったり計算機に問題を入力する奇抜な方法で問題用紙を持ち出した事件が摘発された。警察の捜査をものともせずこうした犯罪が繰り返されるのはあきれるばかりだ。
韓国でのSAT不正行為をめぐる議論はきのうきょうのことではない問題流出が疑われるという理由である外国語高校のSAT試験場が閉鎖されたり、受験者数百人の成績が無効処理されることもあった。しかし今回の事態は韓国社会の教育熱に一大警鐘を鳴らしている。こうした恥さらしな行動の根底には、自分の子どもの点数さえ上げられれば方法は問わないという一部の父兄のゆがんだ教育熱がまん延していることがある。