【社説】韓国・インド経済協力の画期的拡大を期待する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.24 12:53
李明博(イ・ミョンバク)大統領が24~27日、国賓の資格でインドを訪問する。25日にはマンモハン・シン・インド首相と首脳会談を行い、外交・安保、経済・通常、科学・技術、社会・文化など全分野から両国間の協力増進案を協議した後、今後、韓国-インド両国関係発展のビジョンを提示する共同声明を発表する予定だという。首脳会談の議題が包括的に決まっているが、協議の焦点は経済・通常および科学・技術分野での協力を強化することに合わせられている。経済危機克服および再跳躍を夢見る韓国と、経済大国への浮上を狙うインドは、経済協力を強化することで相互補完的な役割を極大化することができるという計算がぴったり合うからだ。
ちょうど今年初めに発効した「韓国・インド包括的経済パートナー協定」(CEPA)で、韓国・インド両国間の経済協力は新たに開かれた。CEPAは自由貿易協定(FTA)と同等の効力を持つ経済協定だ。李大統領が新年初め、海外巡回地としてインドを選んだことや、インドが最大の祝日の「共和国宣布式」に合わせて李大統領を唯一の国賓として招待したことは、両国とも経済協力強化に対する意志がそれだけ確固たるものだということを如実に示している。CEPAの発効による経済協力拡大の効果を早期におさめようとする意欲を見せたわけだ。