口蹄疫が拡散、種雄牛の精液を守れ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.21 09:24
忠清南道瑞山市雲山面(チュンチョンナムド・ソサンシ・ウンサンミョン)の韓牛改良事業所が非常事態となった。京畿道(キョンギド)北部地域で発生した口蹄疫のためだ。韓牛改良事業所は農協中央会が1982年に設立した国内唯一の韓牛改良機関。遺伝的に優良な韓牛を生産するために設立されたところだ。
韓牛改良事業所の種雄牛50頭は毎年、精液ストロー200万本を生産して供給している。全国の韓牛の雌牛の98%にあたる130万頭がここから精子を受けて受胎する。韓牛のメッカであるこの地域に口蹄疫が発生すれば、国内韓牛生産への支障が避けられなくなる。韓牛改良事業所の半径500メートル以内で口蹄疫が発生すれば、韓牛改良事業所内の牛と精液はすべて殺処分・廃棄しなければならない。