【グローバルアイ】米国で広がる禁煙法(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.19 17:09
先日、ノースカロライナ州に行った。 レストランに入ろうとしたところ、数人の客がレストランの前でたばこを吸っていた。 レストラン側は喫煙席か禁煙席かを尋ねてこなかった。 今年から州内のすべてのレストランやバーで禁煙となったからだ。 かつてこのレストランはたばこ工場の事務所だった。 レストランの壁に飾られたたばこ工場時代の白黒写真の間に「禁煙」(No Smoking)という文字が書かれていた。
ノースカロライナ州の禁煙法は米国全体でレストランが29番目、酒場が24番目となる。 早いほうではないが、最大のたばこ産地という点を考えればその意味は大きい。 ノースカロライナ州は昨年7億ドル分(約9000億ウォン)のたばこを生産した。 米国全体の半分に相当する。 農家の所得の30%以上を占めていた。