アンドロイド携帯が韓国上陸…第2の多機能携帯競争へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.19 08:32
米グーグルが開発した基本ソフト(OS)の「アンドロイド」を搭載した初の多機能携帯電話が来月初めに韓国市場に初登場する。モトローラは18日、ソウル市内のホテルで多機能携帯電話の「モトロイ」を公開した。来月初めに全国のSKテレコム販売店で発売される。アンドロイド携帯の長所は米国最大のポータル会社グーグルの強力な検索機能と地図、電子メールなど多様なネットコンテンツを移動中にも簡単に使える点だ。そのため2008年下半期の発売以来世界的な人気を集めているアップルの「iPhone」の対抗馬として浮上している。今回韓国に上陸した「モトロイ」は昨年11月に米ベライゾンを通じて発売された「ドロイド」の後続モデルだ。「ドロイド」は発売2カ月で北米で100万台以上を販売するブームを起こした。
モトローラ・コリアは、「韓国で良い反応を得て、モトローラが携帯電話市場に戻ってきたことを立証したい」と述べた。1990年代末まで韓国の携帯電話市場でトップだったモトローラは、三星(サムスン)やLGなど韓国メーカーの攻勢に押されこれといったヒット作を出せず、昨年の韓国でのシェアは5%にとどまった。世界市場では一時フィンランドのノキアと1・2位を争っていたが、現在では5位圏に落ち込んでいる。「モトロイ」は「iPhone」にはない地上波デジタルマルチメディア放送(DMB)機能を搭載した。カメラは800万画素だ。出庫価格は90万ウォンで、消費者価格はSKテレコムが近く発表する。