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【漢字で見る世の中】国格

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.14 13:06
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「国格」が話頭になっている。

今年の政府政策の中の1つが国格を高めることだ。ところが、いざ国格という言葉は韓国語の辞典にも載っていない造語だ。言葉の根を追跡し正確な意味を推測するほかない…。

 
国格の「格」が示す本来の意味は「木の太く長い枝」だった。漢字辞書「説文解字」は「大きな木の長い枝(樹高長枝為格)」と定義付ける。木は、太い枝が丈夫であってこそ小枝と葉が豊かになるものだ。故に「格」は木の形を決める基準であり根拠であった。

「格」はこの意味に基づいて基準、格式、標準、品位などに進化した。孔子(BC551~BC479)は「格」を特に強調した。孔子は「礼記」で、君子の望ましい言行について「言有物而行有格」という言葉を通じて説明した。「ものを言うときには中身があるべきで、行動においては格式を重んじるべきだ」という意味。妄言を控え、乱れた行動をするな、という忠告である。

「それでこそ、生きている間に志を守ることができ、死んだ後は名を残すことができる」とした。ここで言う「格」がまさに「品位」であり、「品格」である。「格」は「正しい(正)」との意味にも発展した。孔子は「論語」為政編で「徳をもって政治を行い(道之以徳)、礼をもとにして治めれば(斉之以礼)、民は恥を知り、正道を求めるだろう(有恥且格)」とした。

民が正道を歩めるよう助けるためには術数や刑罰ではなく、徳と礼をもとにして治めるべきだということだ。こうした意味をもった「格」が人に会うと人格になり、国家に結びつければ国格になる。個人の価値が重視されなかった中国で人格(personality)という言葉は、辛亥革命以降登場する。中国の教育学者、蔡元培(1868~1940)は「知識(智)、道徳(徳)、健康(体)、美しさ(美)を備えてこそ人格が成り立つ」とした。

国格を頻繁に強調した人は鄧小平だった。同氏は「万一、中国が自らを尊重しない場合、立つこともできず、国格も消えることになる」とした。国の品格は「自尊心」から始まるということだ。「格」がしっかりしていてこそ木が豊かになる。韓国民が自ら「格」を生かすとき、大韓民国という木は世界で高くそびえ立つ巨木に成長できるはずだ。

ハン・ウドク中国研究所次長


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