食中毒菌でがん診断と治療
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.06 09:06
猛毒性の食中毒を引き起こすサルモネラ菌によりがんを診断して治療する技術が国内研究陣により初めて開発された。
全南大学医学部のミン・ジョンジュン教授チームは5日、サルモネラ菌の遺伝子を組み換えて毒性を100万分の1以下に弱め、がんを追跡して治療剤を放出させるのに成功したと明らかにした。これにより韓国がバクテリアを利用した治療剤開発で世界を先導する基盤を確保した。研究結果は米国際学術誌の「キャンサーリサーチ」1月号に発表する。