【寄稿】地域産業が国家経済の基礎体力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.29 16:57
今年1-9月の輸出額が2601億ドルを記録し、大韓民国は英国・オーストラリアなど世界的な経済強国を抜いて初めて輸出額世界9位に入った。 国内外の厳しい環境の中でも経済危機を順調に克服している韓国経済の底力を確認させてくれる指標だ。
無線通信機器・半導体・ディスプレー・自動車などの主要産業が輸出額上位に入り、大きく寄与した。 その中でも造船業は、昨年に続いて輸出額全体で最も大きな比率(約13%)を占めた。 世界1位を守っている造船業の成長基盤には世界造船業の代表的なクラスターとして定着した蔚山(ウルサン)と巨済(コジェ)がある。 造船所が建設される前は小さな漁村だったが、地域の特性に最も適した造船業を誘致した後、地域の住民と企業が絶えず努力しながら国家競争力を先導している。