「原油高・温暖化の唯一の代案」…原発ルネサンス時代が到来した(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.29 10:00
今月16日、中国は「新エネルギー産業発展計画」を発表した。核心内容は、08年末現在9000メガワットの原子力発電容量を2020年までに8.5倍の8万6000メガワットに増やすということだ。韓国がアラブ首長国連邦(UAE)に建設するAPR-1400(1400メガワット)級の原発を今後55基も建設するという計算になる。2年前の07年、「2030年までに原発容量を4万メガワットに増やす」と発表したが、規模を2倍以上に増やし、時期も10年操り上げた。
1990年代以降、いわゆる「脱原発政策」を叫びながら原発の建設を中断してきた英国は、先月、原発10基を追加で建設すると発表した。増える電力需要に対応するには現実的に原子力しかないという判断からだ。ブラウン英首相は「エネルギー供給の安全性を確保するためには原発の建設が最善の方法」と述べた。