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【噴水台】ボクシングデー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.27 09:12
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クリスマスの祭りが先だろうか、キリスト教の誕生が先だろうか。愚問に聞こえるかもしれないが、キリスト教が登場する前も陽暦12月の末は地中海沿岸とヨーロッパの祭りの期間だった。ジェームズ・ジョージ・フレイザーは古典「金枝篇」を通じて各地域にすでに存在した冬至の祭りがキリスト教信仰と結合したのがまさにクリスマスだと説明している。

同じキリスト教文化圏でも地域によってクリスマスを送る方法に少しずつ違いがある。中でもイギリスとオーストラリア、カナダなどではクリスマスの翌日の12月26日をボクシングデー(Boxing Day)と呼ぶ。この日は雇い主が被雇用人たちに善意を伝える日であり、貧しい隣人に寄付をしたり集配人・環境美化員らにチップを与えたりすることが伝統だ。北米地域では年中割引幅が最大のバーゲンセールの日でもある。

 
こうした伝統の起源には多くの説がある。初期の基督教徒である聖ステファノの慈善活動を称えたものだという主張から、大航海時代の船の安全を祈願するために貨物とお金の一部を「神様の分」として残した箱(box)に由来するという説明まで多様だ。美しく整えられた箱は船が港に無事に帰還すると教会に送られ、聖職者たちはクリスマス時に箱の封印をはずして中にある物資を貧しい人々に配ったというのだ。

とにかくクリスマスと言えば浮かぶのがプレゼントの箱ゆえに、その翌日がボクシングデーだという隣人愛の日になったことも十分に理解できることだ。プレゼントを交わす余裕がある人々が楽しむだけ楽しんだら、その翌日にはそうではない人々に気配りしなければならないという意味であるだろう。

クリスマスのころになれば国内でも分かち合いの活動が目白押しだ。「農家月令歌」に伝わるよう我が民族にも真冬の冬至にはあずきがゆを炊いて隣人と分けあって食べる日だった。23日の深夜には匿名の老夫婦が救世軍社会鍋に1億ウォン(約774万円)を寄付したという話も聞かれ、こうした伝統がまだ続いていることを知らせた。

最も夜の長い日である冬至が、多くの文化圏で記念日になったのは、この夜さえ過ぎれば太陽がまた復活して昼が長くなっていく希望の日だったからだ。数千年間、人々は寒くて長い夜を耐え抜けば遠からず暖かな日ざしが帰ってくるということを信じ、互いに慰めあって冬を耐え抜いた。クリスマス/冬至が分かち合いの時だというのは偶然ではない。

ソン・ウォンソプJESコンテンツ本部長

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