「少女からセクシーな女性へ」－－。エキシビジョンの演技を見ればキム・ヨナ（１９、高麗大）の成長過程が見える。 点数に拘束されず自分の魅力を発揮するエキシビジョンで、キム・ヨナはその間、はつらつとした少女、またセクシーな女性へと変身を繰り返した。

注目されるのは、エキシビジョンの曲にキム・ヨナの思いが込められるいる点だ。 ０５－０６シーズン、キム・ヨナのエキシビジョンはムーランルージュの主題曲「Ｏｎｅ　ｄａｙ　Ｉ’ｌｌ　ｆｌｙ　ａｗａｙ」だった。 ２００６ジュニア世界選手権大会優勝後、シニア舞台の入口で選んだエキシビジョンには「いつか飛翔する」という思いが込められていた。

０８－０９シーズン世界選手権大会を控え、キム・ヨナは「オンリー・ホープ」と「ゴールド」を選択し、世界選手権の金メダルに向けた意志を見せたりもした。

キム・ヨナが２１日、オリンピック（五輪）舞台のエキシビジョンに「タイスの瞑想曲」（マスネ）を選択したと発表すると、ファンは「さすが卓越した選択」という反応を見せながら拍手を送った。

その間使用してきた「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」（Ｄｏｎ’ｔ　ｓｔｏｐ　ｔｈｅ　ｍｕｓｉｃ）がオリンピックのエキシビジョンではやや軽過ぎるという評価があったが、敍情的でありながらも優雅なバイオリン曲はすべてのスポーツ選手の‘夢見る舞台’オリンピックの大尾を飾るエキシビジョンにふさわしいという評価だ。


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