金正日委員長「計画経済と市場経済の調和は不可能」…貨幣改革の信号弾に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.17 08:02
北朝鮮が先月30日に断行した貨幣改革は、9月に出された金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の経済管理路線変更指示に基づくものであることが明らかになった。
ソウルの対北朝鮮消息筋は16日、「金委員長が9月初め、内閣の貿易省と対外事業機関をはじめとする経済省庁の主要幹部を対象に『計画経済と市場経済の調和は不可能』という方針を出した」とし「貨幣改革は内部統制と計画経済を強化するために実施したものだ」と述べた。
この消息筋は北朝鮮経済省庁の関係者の話を引用してこのように伝え、「金委員長の指示を含む新しい経済管理路線は来年1月1日、3新聞の新年共同社説(新年辞)に反映されるとみられる」と説明した。