CO2削減、各国の立場は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.07 09:13
デンマークのコペンハーゲンで行われる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議に臨む各国の立場では少なくない違いが感じられる。ヨーロッパが中心になった先進国は、大部分の国家が出席する大幅な温室ガス削減を主張する一方、中国、インドなど発展途上国は排出速度を緩めていくという立場だ。
◆米国=世界2位温室ガス排出国ながらも自国産業保護を理由に京都議定書出席を拒否した米国はバラク・オバマ大統領執権後、温室ガス削減に積極的な立場に変わった。しかし削減目標は2020年まで温室ガス排出量を2005年水準の17%(1990年水準の3%)、2050年までは83%削減するということなので、ヨーロッパ連合(EU)、日本より大きく低い。