朴正煕・洪蘭坡、親日名簿から除外
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.30 09:32
2005年5月、大統領所属として設置された真相究明委員会は1904年から45年8月15日まで、親日反民族行為をした人物について調査した。真相究明委は2006年には1期(1904~19)親日人物106人、2007年には2期(1919~37)195人、27日には3期(1937~45)704人を発表するなど、1005人の名簿を発表した。
1期には権重顕(クォン・ジュンヒョン)、朴齊純(パク・チェスン)、李根澤(イ・グンテク)、李完用(イ・ワンヨン)と東洋拓殖会社設立委員の白完ヒョク(ペク・ワンヒョク)、一進(イルジン)会会長の李容九(イ・ヨング)らが含まれた。2期には当時の日本から子爵の爵位を受けた閔泳徽(ミン・ヨンフィ)、朝鮮総督府中枢院顧問を務めた高羲敬(コ・ヒギョン)、金泰錫(キム・テソク)らが掲載されている。しかし27日に発表した3期名簿には親日をめぐり問題となった人物が大挙含まれた。白楽濬(ペク・ナクチュン)元延喜(ヨンヒ)専門学校校長、金活蘭(キム・ファルラン)元梨花(イファ)女子大学総長、金性洙(キム・ソンス)普成(ポソン)専門学校校長、方應謨(パン・ウンモ)雑誌「朝光」編集人、朴泳孝(パク・ヨンヒョ)、崔南善(チェ・ナムソン)、兪鎮午(ユ・ジノ)、徐廷柱(ソ・ヨンジュ)、盧天命(ノ・チョンミョン)、柳致真(ユ・チジン)、金基昶(キム・ギチャン)、玄済明(ヒョン・ジェミョン)らだ。これらの子孫のかなり多くは「歴史的事実を歪曲した」と法的対応などを準備している。朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領、張志淵(チャン・ジヨン)毎日新報主筆、張勉(チャン・ミョン)元国務総理、洪蘭坡(ホン・ナンパ)らは資料不足と遺族の異意申し立てなどを理由に除かれた。