「南北首脳会談開催地、ソウルである必要はない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.17 08:56
金徳竜(キム・ドクリョン)大統領国民統合特別補佐官は16日、今後の南北首脳会談の開催場所と関連し、「最初の原則と約束に従いソウルで行うのが正しいだろうが、われわれがそのことにあえてこだわる必要はないのではないか」との考えを示した。金特別補佐官はこの日、ラジオのインタビューで「李明博(イ・ミョンバク)大統領はそういうことに執着しないという(考えだ)」と述べた。
金特別補佐官は、「われわれの側からむしろ前向きにするのがよいということか」との質問に、「(李大統領は)そうした考えを持っていると承知している」と答えた。その上で、「(会談場所は)互いに接触しながら意見を合わせていくべきと考える」と述べた。また、「南北問題を解決する上で最も重要なことはやはり首脳会談だ。議題と形式、場所を十分に検討しながら会談が実現されるべきだ」とした。