ベトナム主席「戦争有功者法の問題は…」首脳会談で切り出す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.26 10:29
21日に行われた韓国とベトナムの首脳会談で、最近両国間でベトナム戦争の位置づけをめぐり問題となっている韓国政府の国家有功者礼遇法が取り上げられたことが確認された。これについて具体的な言及はなかったとする青瓦台(チョンワデ、大統領府)の発表にはなかった内容だ。
ベトナムのチェット国家主席が先に「韓国の国家有功者礼遇法について李明博(イ・ミョンバク)大統領の見解を聞きたい」と切り出したという。韓国政府の国家有功者法が議論を呼んでいるのは、改正案に「世界平和維持に貢献したベトナム戦争有功者の…」という一文が含まれているためだ。これにベトナムが強く反発したことから、外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官があわててベトナムを訪問し、李大統領の訪問直前に韓国政府が文言の変更を約束したことでどうにか沈静化していた。