【社説】三星電子、「1000億ドルの罠」を克服すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.24 09:33
三星(サムスン)電子が韓国看板企業の役割を果たしている。同社の時価総額は22日、1102億ドルとなり、世界最大の半導体企業である米インテル(1093億ドル)を上回った。日本のソニーを抜いたのはすでに数年も前で、その後には携帯電話の最強ノキアの時価総額も超えた。ソウル株式市場がフィナンシャルタイムズ株価指数(FTSE)先進国指数に編入されたというニュースとともに入ってきたうれしい便りだ。半導体・携帯電話・液晶画面(LCD)に強い三星電子は世界金融危機以降、勝者の効果を享受し、景気回復の先頭走者と評価されている。国際投資家の間で高い成長性と資産価値の安全性を備えた株式としての待遇を受けているのだ。
しかし世界企業史を振り返ると、‘1000億ドルの罠’にかかって挫折するケースが少なくない。好調だった企業が時価総額や売上額が1000億ドルを超えたところで成長が鈍った例はたくさんある。ほとんどの場合、規模の拡大とともに組織の活力が落ち、共通して官僚化現象が表れた。従来の成功神話に陶酔し、墓穴を掘る場合も少なくない。インテルとIBMは99年に‘1000億ドルの罠’にかかり、10年間足踏み状態だ。かつて米国株式市場の時価総額の半分を占めたGMとフォードは金融危機で満身創痍となった。日本のソニーも00年に時価総額1000億ドルを突破し、現在は4分の1になっている状態だ。