【社説】日増しに減る現役兵の補充、あらかじめ備えるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.10 10:44
「2014年まで現役兵の軍服務期間を現行の24カ月から18カ月に削減する」という方針(07年に決定)が施行される場合、「2021年以降約52万人」と定めた韓国軍の兵力規模を維持できなくなるとの見方が出ている。また18カ月にわたる服務期間は、熟練した兵力の割合を大きく減らし戦闘力を弱化させるとの意見も示された。これによって服務期間削減の決定を見直さねばならないという声もあがっている。
前政権が決めた事項を直ちにひっくり返すべきだとは考えない。しかし十分な代案が作られずにいる状況で、施行に踏み切る場合、安保に「穴があく」可能性が懸念される。したがって適切な代案づくりに向けた公論化が必要と思われる。兵務庁の推計によれば、人口減少によって現役の入営対象者は2012年をピークに急減することになる。