ミャンマー裁判所は11日、アウンサンスーチー氏(64)に国家保安法違反罪を適用し、懲役3年と強制労働刑を宣告した。刑宣告直後、軍事政府最高リーダーであるタン・シュエ将軍は特別命令を下し、刑執行を猶予する代わりに18カ月の自宅軟禁命令を下した。5月、米国人ジョン・イエタウ被告が軟禁中のアウンサンスーチーさんの家に侵入し、ミャンマー政府に逮捕された後、アウンサンスーチー氏は国家保安法などの違反の疑いで直ちに起訴された。ジョン・イエタウ被告は懲役7年と強制労働刑を受けた。ミャンマー軍事政府のこのような強硬策はアウンサンスーチー氏の行動を制限し、タン・シュエ将軍の政権掌握以来20年ぶりに施行される来年総選で勝利するという戦略だと解釈されている。アウンサンスーチー氏が総裁である野党民族民主連合(NLD)関係者はこの日「アウンサンスーチー氏の再軟禁は軍事独裁を続けるという意味」とし「すべての手段を動員して闘争する」と述べた。この日、アウンサンスーチー氏の自宅軟禁の情報が伝わると世界各国のミャンマー大使館の前では彼女の釈放を要求するデモが起こった。日本では100人余りがアウンサンスーチー氏の肖像画を掲げてミャンマー大使に「公館外に出てアウンサンスーチー女史に対する自宅軟禁命令に対して釈明せよ」と要求した。デモ隊は大部分ミャンマーから脱出した難民だった。タイ、フィリピンのミャンマー大使館前でもデモが行われた。先立って軍事政府は2006年、首都を北部ネピドーに移し、2007年には大規模民主化デモを弾圧した。
◆国際社会圧力激しくなるもよう=米国は週末、ジム・ウェブ上院議員をミャンマーに送って軍事政府リーダーたちと両国関係改善問題などを論議する予定だった。しかしアウンサンスーチー氏がまた軟禁されることにより、両国関係改善は厳しくなる見通しだ。