23日に閉幕した第16回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域安保フォーラム(ARF)で、2回目の核実験を正当化する北朝鮮の立場がそのまま反映された議長声明が採択され、議論が広がるものとみられる。
タイ・プーケット島で27の加盟諸国の外相らが出席した会議の後で発表された議長声明は、計39項目のうち、2項目で韓半島問題に触れている。うち第7項では「一部(several)国家の長官は最近、北朝鮮の核実験とミサイルの発射を糾弾した。それらは国連のすべての加盟諸国が安保理決議・1874号を忠実に履行すべきだという点を強く呼びかけた」として、韓国と米国などの立場を盛り込んだ。