現代・起亜(ヒョンデ・キア)車が国産車で初めて液化天然ガス(LPG)を燃料に使用する「アバンテ」「フォルテ」のLPIハイブリッド車を出したことを受け、トヨタコリアが満面の笑みを浮かべている。国内メディアだけでなく、ハイブリッド車に無関心だった消費者までが注目し始めているからだ。最近、レクサス・トヨタのディーラーには「トヨタハイブリッド(プリウス)の価格はいくらか」「燃費はどれほどか」という問い合わせが一日20-30件あるという。
トヨタコリアは05年からレクサスモデルのハイブリッド車を販売している。しかし一般車に比べて20%以上高いうえ税制優遇がないため販売台数は少なかった。昨年の販売台数は377台だった。レクサスの昨年の販売台数の6.2%、輸入車全体の0.6%にすぎない。