たばこを吸う男性が増えている。成人男性の喫煙率は2000年以降下がり続けていたが、昨年末にブレーキがかかってからは上昇に転じている。政府は禁煙政策の効力が落ち喫煙率が上がっていると解釈している。一部では金融危機により商売がうまくいかなかったり、働き口を失った人が、たばこを吸い始めたり、喫煙を再開しているものとみられる。
保健福祉家族部は2009年上半期の喫煙実態調査の結果を22日に発表した。李錫圭(イ・ソクキュ)口腔生活課長は、「先月に全国の成人男女3000人を対象に電話でアンケート調査を行った結果、成人男性の喫煙率は41.1%で、6カ月前の40.9%から0.2ポイント上昇した。成人男性の喫煙率が上昇に転じたことから、積極的な禁煙政策を進める」と述べた。