北朝鮮への制裁が続く中、21日からタイ・プーケットで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域安保フォーラム(ARF)の外相会議に、北朝鮮の朴義春(パク・ウィチュン)外相が出席するかどうかが注目を集めている。
北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議の離脱を宣言し、核実験に踏み切った後、国連安保理の制裁対象となった北朝鮮がどんな立場なのかがわかる機会だからだ。朴外相が出席する場合には、クリントン米国務長官と会合する可能性もある。膠着(こうちゃく)状態に陥った6カ国協議参加国の外相または実務者が会合する機会にも活用できる。