【社説】民主党は「第5共和国放送」清算に反対なのか
昨日、国会文化体育観光放送通信委員会懇談会に民主党議員たちが出席しなかった。ハンナラ党と先進党、親朴連帯所属議員たちだけ集まってメディア発展国民委員会委員たちの意見を聞いた。民主党はこれまで放送法改正案に関して世論の収れんが不足だと足を引っ張った。メディア発展国民委の報告書作成も拒否し、6月に表決処理することにした3月の約束も覆した。
それなのに国会で与野党がメディア発展国民委意見を聞いて、各党案に対する立場を交換しようという懇談会にも参加しないのは理解できない。民主党が心配するように与党が無理に推し進めるような常任委を開こうというのでもないではないか。しかも昨日、民主党は自分たちの放送法改正案を国会に出した。それなら自分たちの案に対して説明し、ほかの党と調整するのが当たり前の手順だ。そんな手続きまで拒否すれば改正案を提出した意図まで疑われてしまう。