放送通信審議委員会がおととい、「MBC100分討論」について、視聴者からの意見10件あまりをでっち上げたとの理由で「注意」の措置を下した。5月14日に放送した「保守、進歩葛藤を越え共生へ」編に紹介された視聴者意見が制作陣のねつ造だったことがわかったのだ。視聴者とされたシン某さんは「進歩陣営が民主化発展に寄与したところが大きい」という意見を上げたこともないのにこれを挿入して放送した。
メディアの本分に外れたMBCの逸脱行為は昨日今日のことではない。こうした「ないもの」を「あるもの」に偽装して視聴者を愚弄することで、また別の形態の歪曲を韓国メディアに追加させた。相当部分が虚偽と明らかになった狂牛病関連の「PD手帳」と同様に、今回の問題の背景にはMBCの傲慢さが根付いているようだ。「われわれがなにをしても恐れるものはない」というねじれた自信だ。そうでなければどうやって視聴者の意見をでっち上げられるのか。