映画「風と共に去りぬ」の舞台となった米ジョージア州アトランタ。ここから南に120キロメートルほど行くとウエストポイントという閑静な小都市がある。人口3万5000人のこの都市は1980年代まで繊維工場が集まり一帯は繁栄した。しかし繊維産業の衰退で働き口を失った住民が次々に去り、ウエストポイントはゴーストタウンになる直前だった。そんな中、韓国の起亜(キア)自動車が生産工場を建設し、塗炭の苦しみにあえいでいたこの都市が繁栄の道に戻っていると米CNNが9日に詳細に報じた。
起亜自動車がウエストポイント工場の建設を初めたのは2006年10月。今年末までに年産30万代規模の工場建設を目標に2年8カ月にわたり汗を流した。CNNは「工場建設が可視化し新たな働き口が生まれるなど、ウエストポイントに活力があふれている」と伝える。CNNによると起亜自動車はすでに500人を雇用し、工場稼働までに2000人を追加で採用する計画だ。さらに部品工場まで進出すれば7500人の雇用が追加出生まれ、合わせて1万人の雇用効果が出ると期待されている。