オバマ米大統領と李明博(イ・ミョンバク)大統領が行った韓米首脳会談の最も大きな成果は何か。 一般的に北朝鮮の核問題解決のための共同戦線や米国の安保公約の確認、韓米間の自由貿易協定(FTA)共感などが挙げられる。 首脳会談の前日、ワシントンのアメリカン大学で開かれた韓半島セミナーに出席した私は、北核解決のためには中国が乗り出すべきであり、中国の協力なく北核は解決されないという要旨の発表をした。 こうした観点で見ると、今回の首脳会談では中国の役割が具体的に議論されなかったという点で、今後、北核問題が本当に解決されるのかという疑問が生じる。
しかし幸いなのは韓米間で初めて韓半島統一に対する大きな下絵を描いたという点で、今回の会談が歴史的な首脳会談として残る可能性もある。 両国首脳が発表した「韓米同盟のための共同ビジョン」で、「韓半島は自由民主主義と市場経済原則に立脚した平和統一を目指す」と明文化した。 金大中(キム・デジュン)政権以降、北朝鮮の顔色をうかがいながら、統一の目標が何かについて政府の誰も言及してこなかった。 「低いレベルの連邦」というあいまいな言葉で正体不明の統一を美化させた過去とは違い、はっきりと自由民主主義体制での統一を宣言したのだ。 それも米国のタカ派である共和党政権ではなく、平和を前面に出した民主党政権と合意したという点でよりいっそう意味深い。