【社説】行ったり来たりのアフガン派兵論議は混乱する
アフガニスタン派兵問題に関して韓米首脳間の論議があったというのか、なかったというのか。その時ごとに話が違い、行ったり来たりするので混乱する。アフガン派兵は国民の命と直結した敏感な問題だ。それなのに大統領と参謀の説明が異なり、同じ話をめぐっても人により話が違うのではどのリズムに合わせて踊ればいいのかわからない。
16日にワシントンで開かれた韓米首脳会談直後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「アフガン派兵問題はテーブルに上がらなかった」と明らかにしていた。しかし20日に青瓦台で開かれた与野党代表会合で李明博(イ・ミョンバク)大統領はアフガン派兵問題に関しオバマ米大統領とやりとりした対話内容を紹介した。青瓦台が事実を隠していたということだ。