34年間の利子含め635億ウォン ソウル中央地裁は19日、「人民革命党(人革党)再建委事件」で20年間ほど獄中生活をしたチョン・チャンイルさん(88)ら事件関係者14人と家族ら67人が起こした損害賠償請求訴訟で、「国は計235億ウォン(約18億円)を支払うべき」とし、原告一部勝訴判決を下した。
事件が発生した1975年からこの日までソウル中央地裁が提示した年利5%の利子で計算すると、被害者に実際に支払われる金額は635億ウォンにのぼる。 ソウル中央地裁は無期懲役を宣告を受けたチョンさんらに7億ウォンずつ、夫人らには4億ウォンずつ、子どもには2億5000万ウォンずつの支払いを命じた。 有期懲役を宣告を受けたキム・ジョンデさん(73)には6億ウォンずつ、家族には7500万-3億5000万ウォンずつの支払いを命じた。