ユネスコ世界文化遺産である海印寺（ヘインサ）八万大蔵経製作１千年を記念する世界文化祝典が２０１１年に行われる。

陜川（ハプチョン）郡は慶南道（キョンナムド）、海印寺とともに２０１１年９、１０月の間４５日間、海印寺から５キロ離れた加耶面揶川里各寺村（カヤミョン・ヤチョンリ・カクサマウル）で「大蔵経千年世界文化祝典」を開くことにしたと７日、明らかにした。

陜川郡はこのために各寺村１８万３０００平方メートルの敷地にメイン会場を２０１１年初めまでに造成し、プログラムも決めることにした。

祝典のテーマは「千年の文明　未来の知恵」に決めた。テーマには八万大蔵経と海印寺蔵経板殿の科学的意味と文化を受け継ぐという意味を盛りこんだ。

祝典は大蔵経学術大会と八万大蔵経移運行事、八関会再演、世界記録遺産学術大会、世界木造建築展示会などで構成する計画だ。展示館は八万大蔵経を保管した蔵経板殿の神秘さと大蔵経交流の歴史を見られる大蔵経ロード館、八万大蔵経をビデオアートで表現した知識革命館、仏教文化館で構成される。

陜川郡は海印寺集団施設地内の商店街を移転する整備事業も行う。陜川郡は３月からメイン会場の予定敷地の補償協議を行い、現在８０％協議を終えた。