「衝撃的だ」－－。北朝鮮の核実験が伝えられた中、韓半島で相次ぐ大型事件に接した世界が見せた反応だ。

盧武鉉（ノ・ムヒョン）前大統領の突然の逝去が伝えられたのに続き、緊張の程度を劇的に高める核実験カードが取り出され、韓半島が国際的な‘ニュースメーカー’に浮上している。

北朝鮮の核実験が伝えられたこの日、ＡＰ、ＡＦＰ、ロイターなど主要海外メディアが先を競ってこれを緊急ニュースで報道し、米国のニュース専門チャンネルＣＮＮも核実験関連の緊急ニュースを伝えるなど、北朝鮮と韓半島周辺の動向に注目した。

タイ・バンコクを訪問している欧州連合（ＥＵ）のフェレーロ・バルトナー対外関係担当委員は「報道が事実なら非常に心配だ」と述べた。 ナンシー・ペロシ米下院議長は「これは明白な国連安保理決議１７１８号違反であり、すべての人に害を及ぼす行動だ」と非難した。

これに先立ち２３日、海外メディアは盧前大統領逝去の悲報を一斉に伝え、栄誉と屈辱の政治家人生を紹介するなど深層的な報道にも少なくない関心を傾けた。

ロイター通信は人物特集記事で、民主主義争奪のために生涯を歩んできた盧前大統領の履歴と大統領になった後の試練をともに紹介し、「韓国の政界を変えたが、大衆は失望させた」と圧縮して評価した。 英フィナンシャルタイムズはこの日、１面の写真と２面の記事で盧前大統領の逝去を伝え、市民の弔問も紹介しながら、今後の進歩と保守陣営の葛藤の可能性についても憂慮を表した。

ウォールストリートジャーナル（ＷＳＪ）アジア版とニューヨークタイムズ（ＮＹＴ）の国際版インターナショナルヘラルドトリビューンもこれを主要記事で扱い、韓国政治の緊張関係を分析した。 仏ルモンドは「生と死はすべて自然の一部ではないか」という盧前大統領の遺書の一部を引用し、死に至るまでの過程を紹介した。


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