新型インフルエンザの感染者が１万人を超えた。
２０日午前（現地時間）現在、世界保健機関（ＷＨＯ）に公式報告された新型インフルエンザ感染者数は４０カ国・１万２４３人で、死者は８０人に増えたと、シャイブＷＨＯ報道官が伝えた。
一方、香港保健当局は新型インフルエンザ発病の可能性があるすべての人に治療薬を処方することにした。香港保健当局は２１日から新型インフルエンザ疑い患者と接触した人に対する検疫や隔離の代わりに、治療薬を服用させる方針だ。疑い患者を隔離しても、隔離を解除した後に発病する可能性があるという判断からだ。また医療スタッフは疑い患者と接触した人に対して毎日検査をし、薬の処方結果を衛生当局に報告することにした。
香港食品衛生局の梁卓偉副局長は「新型インフルエンザ拡散ペースを考えると、香港でも近いうちに多数の伝染患者が出る可能性があるため、強力な対策を出した」と説明した。
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