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【社説】「FTAネットワーク」で東アジア共同体主導しよう

2009.05.17 14:54
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来月1~2日、済州道(チェジュド)で行われる韓・アセアン(東南アジア諸国連合)特別首脳会議を控え、「平和の島」済州がときめいている。2国間対話関係を樹立して20年になるのを記念し、李明博大統領がアセアン10カ国首脳を一度に招待した。

キム・テファン済州道知事は15日、済州新羅ホテルで行われた第12回アセアンフォーラムに出席し「済州の良さを知らせる重要なイベント」と述べた。特別首脳会議には10カ国首脳と閣僚・企業関係者ら3000人が一堂に会する。済州空港から中文団地に至る40キロの平和路の両側には各国の国旗と広報物が翻り、祭りの雰囲気をかき立てる。

 
李大統領は4強外交を一段落させた後、いわゆる「新アジア外交」構想を広げている。クォン・ジョンラク外交通商部第1次官はアセアンフォーラムで「東南アジアに対する寄与と役割を拡大する」と述べた。例えばアセアンに対する公的開発援助(ODA:昨年約3億ドル)を大幅に増やしていくという。アジア金融危機以後、企業と現地同胞たちの活躍のおかげで韓・アセアン交易額は2008年902億ドルにもなった。アセアン全体で計算すれば中国、米国に続き、韓国の3大交易・投資相手だ。中国の事業環境がうまくいかないとベトナムとインドネシアに改めて注目する企業が増えている。

この部分で韓・アセアン自由貿易協定(FTA)を活用し「東アジア外交戦略」を新たに組むことを検討する必要がある。両側はすでに商品・サービス分野のFTAに署名し、済州特別首脳会議で投資分野にも署名する予定だ。実はアセアンが単一市場として急浮上したのも会員国同士FTAを締結した1992年からだ。アセアンは中国、インド、オーストラリアなどとFTAを締結して「自由貿易ハブ」と東西アジアを引き継ぐ架け橋の役割を自任している。アセアンはまた2015年まで韓日中を含む東アジア共同体(East Asia Community:EAC)を成功させるという構想を持っている。

問題は日米中間の競争と牽制だ。過去にしばられて地域覇権を意識した軋轢からEACをめぐっても呉越同舟している。韓国が3強の隙間でバランサーの役割をするためには米国、欧州連合(EU)、インドはもちろん、日中ともFTAを推進する必要が大きくなっている。世界各国と幾重にも結んだ「FTAネットワーク」を通じて韓国はEACを主導する動力を得ることができる。東アジアは全世界で地域ブロックが結成されなかった唯一の地域だ。

そんな点で李明博大統領の首脳外交にかける期待は大きい。地域共同体はその場限りのイベントということで結成されることはない。李大統領は「新アジア外交」のスローガンにふさわしくアセアン10会員国を絶えず訪問し、各国首脳とのスキンシップに力を入れるべきだ。それが過去10年間、望んできた韓・アセアン関係を最も早く回復させる妙策のうちのひとつだ。最近発足された韓・アセアンセンターを中心に、双方向の民間交流を活性化しなければならないことは言うまでもない。

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