公企業労使の道徳的乖離が深刻な水準だ。企画財政部がきのう政府公示システムに掲載した公企業別労使形態を見ると、ほとんどの公企業が採用・異動・評価・昇進などの人事全般にかけて労組に特恵を与えていたことが明らかになった。
鉄道施設公団などは労組専従者が勤務評価で最高点数を受けるよう賃金・団体協約で釘を刺した。石油公社などは組合員の物故時に配偶者や子女を特別採用する条項を作った。最初から違法な労組活動を放任する条項を賃金・団体協約に含めたところもあった。ガス公社は労組専従者が争議行為をする場合に民事・刑事上の免責を受けられるよう規定してあり、はなはだしくは韓国空港公社は反労組的職員に対する懲戒要求権まで認めた。人事権にまで干渉する状態で、それこそ公企業は「労組パラダイス」ということだ。