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開城工団の韓国人を抑留した北…北の船員を救助した韓国

2009.05.06 10:42
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ソマリア沖のアデン湾に派遣されている韓国海軍の駆逐艦(KDX-Ⅱ)「文武大王」艦(4500トン級)が相次いで「戦果」を収めた。

先月17日にソマリア沖の海賊に拉致される危機にさらされていたデンマークの商船を救出したことに続き、今月4日には北朝鮮の貨物船「タバクソル」号を救ったのだ。特に、ほかの国でもない北朝鮮の船舶を、それも南北(韓国・北朝鮮)関係が停滞している状況の中にもかかわらず、人道レベルの見地から救出したということに意味がある。

 
タバクソル号を救出した事例からもわかるように文武大王艦を主軸とする海軍「清海(チョンヘ)部隊」の主要戦力は艦艇の甲板に配備されたリンクス(LYNX)ヘリコプターだ。平時はソマリア沖のアデン湾を通過する韓国商船の護送任務についており、非常時は電光石火ごとく投入作戦を展開し、海賊を無力化するのが作戦の骨子だ。国際航路を運航中の商船が通常約10ノットの速度で動くのに対し、ソマリア沖の海賊は20ノット以上の快速船で追いつくため、迅速な対応が必須とされる。

軍当局者の説明によると、海賊が最も恐れるのはリンクスのヘリに搭載された重機関銃「K6」と狙撃銃で武装した2人の特等射手だ。タバクソル号の救出作戦は、海賊に向かった照準射撃の態勢を敷き、ヘリを海賊船の上空に展開させ、脅威を加える形で行われた。デンマークの商船を含む2回の実際状況は、いずれも一発の発砲もなく、人命の被害もなかった、成功した作戦だった。

リンクスのヘリが海賊に銃撃を加え、最後まで追撃または逮捕しなかったことについて、合同参謀本部当局者は「清海部隊の基本任務が“商船護送”だからだ」と説明した。北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)上の北方限界線(NLL)で挑発する可能性まで公言し、開城(ケソン)工業団地で働く韓国人を抑留している状況で、韓国海軍が北朝鮮の船舶を救出したのは膠着(こうちゃく)状態が続く南北(韓国・北朝鮮)関係を解消する糸口になると期待する声もあがっている。

しかし政府当局者の反応は慎重だ。07年には米軍艦艇の支援を受け、北朝鮮船舶「大紅湍(テホンダン)」号の船員がソマリア沖の海賊を撃退した前例があったが、朝米関係には何の影響もなかった。海軍の救助によって危機を避けられたタバクソル号は6400トン級で、北朝鮮の代表的な貨物船のひとつだ。

清海部隊(部隊長:チャン・ソンウ海軍大佐)は先月16日、ソマリア沖のアデン湾で作戦を開始して以来、これまで5回にわたり韓国商船の護送作戦を繰り広げた。この部隊は文武大王艦とリンクス・ヘリ1機、特殊戦の要員(UDT/SEAL)からなる臨検チーム30人を含む約300人の兵士で構成されている。今回の派兵には計280億ウォン(約22億円)の予算が投入された。

◇タバクソル号=松ノ木の品種を指す言葉だが、北朝鮮では金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が95年1月1日にタバクソル警戒所を訪問したのをきっかけに先軍政治が開始されたとして、象徴的な意味を付与している。

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