映画俳優チャン・ドンゴンがミュージカル「洗濯」を観劇し、「ヒットの予感がする」と語った。

チャン・ドンゴンは１日午後７時、コン・ヒョンジン、ハン・ジェソクらとともにソウル鐘路５街の斗山（トゥサン）アートセンターを訪れた。イム・チャンジョン出演のミュージカル「洗濯」を見るためだ。１６年ぶりにミュージカルのステージに立つイム・チャンジョンを祝うため、チャン・ドンゴンが仲間たちと劇場を訪れたのだ。

２人は同じ作品に出演したことはないが、２年前、同じ所属事務所にいた際に私的な集まりなどで親交を重ねてきた。

チャン・ドンゴンはこの日、公演３０分前に到着、１階ロイヤル席に仲間たちと並んで座り、２時間２０分間「洗濯」１・２幕を観劇した。俳優らの名演技に惜しまず拍手を送り、コミカルな演技にはひっくりかえるようにして笑っていた。

チャン・ドンゴンは観覧後「あまり期待せずに来たのですが、本当にたくさん笑い、感動した。今日１、２階が満員だったが、ずっと席を埋め続けてほしい」と話した。イム・チャンジョンの演技については「本当に才能の多い俳優で、歌も踊りも演技もどれも１００％うまくやっている。厳しい現実だが夢と希望を失わない肅良合（ソロンゴ）が、多くの現代人たちに清涼剤の役割を果たすようだ」と評した。

「洗濯」はモンゴルから来た移住５年目の労働者、肅良合（イム・チャンジョン）と都市の貧民だが屈せずに暮らすナヨンの切ない恋の話を描いた。ソウルの貧困層地域を背景とし、貧しく暮らす庶民たちが洗濯をしながら見せる生の哀歓を感動的に描き出した。

「洗濯」は２００４年、韓国芸術総合学校卒業作品として初めて２００５年、国立劇場で２週間デビュー公演が行われたが、韓国ミュージカル大賞の作詞、脚本賞を受賞している。２００９年バージョンの「洗濯」は４月２８日開幕、６月１４日まで行われる。

「しみのような昨日を消して、ほこりのような今日を払い落とし、しわのような明日にアイロンをかけます」というヒロインの歌が印象的。第２幕には金容沃（キム・ヨンオク）氏を連想させる「トオル先生」として１人２役に挑戦したイム・チャンジョンのコミカルな演技には笑いが絶えない。

この日の公演場にはチャン・ドンゴンのほかイ・ドクファ、キム・チャンリョル、イ・ハヌル、ホン・ジンギョン、チェ・ソングク、イ・ファソンら多くの芸能界仲間たちがイム・チャンジョンのミュージカル出演を祝うために訪れた。