麻生首相、北ミサイルを理由に集団的自衛権の議論を本格化(2)
アジア国家との外交を重視した福田康夫前首相はこの報告書に否定的だった。しかし麻生首相は昨年9月の首相就任直後、「解釈を変更しなければならない」とし、集団的自衛権を認めるのに積極的だった。安倍内閣での外相時代に懇談会の設置に直接関与したうえ、報告書の4類型も自身と安倍元首相のアイデアに基づいているからだ。
◇保守層支持ばん回戦略=北朝鮮のロケット発射はまた日本国内保守政治家の軍事力強化要求に力を与えている。中川昭一前財務相は07年に続き、また‘核武装論’に言及した。自民党はこうした雰囲気に便乗し、軍事力を強化すると同時に保守層を結束するという戦略も持っている。