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【噴水台】ベンチャー投資家

2009.04.21 12:13
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ソマリア海賊の登場よりはるかに前の15世紀にもアフリカ航海は恐怖そのものだった。ヨーロッパ人が東方の香料を手に入れて大金を稼ぐには、アフリカ南端を回る新しい航路を切り開かなければならなかった。しかし大西洋に入ってすぐに直面する渦や暗礁、大きな怪物が潜んでいる‘暗黒の海’があるという伝説が障害になった。ポルトガルのエンリケ王子が10余年間、巨額の私財を投じて出港させた船団も、何度も怖気付いて引き返したりした。「いかなる危険も大きな報奨への希望を越えることはない。勇気を振り絞れ」。1434年、王子の命令を受けたジル・エアネスがついに恐怖を克服してボハドル岬まで航海するのに成功した。ヨーロッパに「大航海時代」の幕が開かれた劇的な瞬間だった。

 
生涯航海を後援しながら富を蓄積したエンリケ王子は、今日でいうベンチャー投資家と変わらない。当時の装備と航海術で新しい航路を開拓するのは失敗する確率が高かったが、成功すれば一攫千金を手にすることができる‘高リスク高収益’事業だったのだ。安定した政治の道を捨てて一生を冒険にベッティングしたエンリケ王子こそが、真の‘ベンチャー精神’の先駆者というに値する。

このように冒険を愛する資本家の後押しがなかったとすれば、世界を輝かせた無数のアイデアは芽が出すこともなかっただろう。トーマス・エジソンの白熱電球もその一つだ。電球が発明されるずっと以前から巨額の30万ドルを投資するなど支援を惜しまなかった人が、まさに米国の伝説的な金融家ジョン・ピアポント・モーガンだ。検証された事業を好んだモーガンが不確実なベンチャー投資に乗り出したのは電気技術に対する好奇心のためだった。そのおかげでマジソン街にあったモーガンの家はニューヨークで最初に電灯のついた住宅になった。裏庭に発電機を設置したため騒音と火災が相次いでも、喜んで使用したほどだった。

経済危機で停滞しているが、ベンチャー投資は依然として魅力的だ。ただの金儲けではなく、新しい世界を切り開く開拓者になれるからだ。「平凡に暮らす先例を作る」と話していた前任大統領の息子の目にもそれがかっこよく映ったようだ。ベンチャーに関心が大きいため、会社員の身分でいくつかのところに巨額を投資したという。しかしベンチャー投資家というには笑われそうだ。父を見て資金を出してくれる人がいるのだから。当たれば自分のもので、失敗しても損失のない気楽なものだ。エンリケ王子とモーガンを輝かせたのは、リスクを背負って自分の財産を惜しみなく投じたベンチャー精神だった。これを知らずに真似するよりも、いっそのこと平凡な会社員として残っていれば事故も免がれていただろうに。

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