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【社説】今度は中国産の肉汁…国民の不安は深刻

2009.04.16 09:25
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忘れる頃になると出てくる有害輸入食品問題がまた発生した。今度は中国産肉汁濃縮液だ。少量の摂取でも心臓病を誘発するおそれがある禁止薬品クレンブトールが広範囲で検出された。肉汁濃縮液は飲食店で販売するカルビタン・ソルロンタンなどのスープや各種調味料の原料として使われ、ほとんどが中国産という。今年に入って中国産食肉加工品が103件(827トン)も輸入されているが、今回政府が検査のために差し押さえたのは331トンにすぎない。残り496トンはすでに消費されたということだ。政府は薬品が検出された製品をすべて廃棄し、輸入禁止措置を取るなど速やかに対応したことを強調した。しかしその間何も知らずに‘中国産肉汁ソルロンタン’を食べてきた国民はどうなるのか。

中国産食品の安全性が俎上に載せられたのは1、2回ではない。なのになぜまたこうしたことが起こるのか。昨年のメラミン問題当時、「今後、中国の食品に対しては輸入段階での検査を強化し、不良食品の輸入を遮断する」と話していた当局者は今どこにいるのか。食肉加工品の検疫を担当する農林水産食品部傘下の国立獣医科学検疫院側は、現実的に全数調査をするのは難しいと吐露する。中国産肉汁濃縮液の場合、今年の検疫で11件を標本調査したが、問題がなかったため流通させたという。ところが今月6日、2件からクレンブトールが検出されたことで、慌てて全量を回収して追加調査をするという騒ぎを起こした。政府は年初から、赤身の肉の比率を高めるためにこの薬品が使われるという情報を中国側から入手していたという。それなら全数調査は不可能でも、標本の比率を増やして万全を期すべきだった。

 
国境の壁が低くなった時代、輸入食品の安全確保は国民の健康と直結する懸案だ。にもかかわらず当局は‘ダイオキシンチーズ’‘マラカイトグリーンウナギ’など問題が発生する度に一時的な処方しかしていない。‘メラミン粉ミルク’問題当時は、食品安全管理を分担する食品医薬品安全庁と農林水産食品部がお互い責任を転嫁して対応が遅れた。こうした人たちに健康を任せて国民が安心できるのか。最近、日本と米国は食品安全事故に効果的に対応するため政府組織の改編を推進する計画という。韓国もさらに手遅れとなる前に、関連機関の統合を含む効率的な食品安全管理システムを構築しなければならない。「夜を明かして働いても範囲があまりにも広くて大変だ」と不平を言うのをやめて、まずはきちんと仕事ができるように組織を再編する必要がある。

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