タイの反政府デモがひとまず沈静局面に入ったが、韓国をはじめとする世界各国は現在も自国民の保護に神経を尖らせている。各国政府は自国民にタイ旅行の自制を呼びかける一方、クーデターや内戦にまで対応して海外同胞避難計画を立てている。
外交通商部は、デモが激しいバンコクやパタヤが韓国人観光客の多い地域という点で警戒を強めている。キム・ユチョル在外国民保護課長は14日、「海外同胞と旅行客の安全のために万全を期すよう現地公館に指示した」とし「まだ被害事例はないが、集会やデモが発生する地域には近づかないよう旅行客と海外同胞に勧告している」と話した。