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トヨタに次いでソニーにも、ポスコが鉄鋼材供給へ

2009.04.08 07:42
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ポスコがトヨタ自動車に続きソニーにも鉄鋼材を供給する予定だ。ポスコは7日、ソニーに液晶テレビ部品用電気亜鉛めっき鋼板を供給することになったと明らかにした。ソニーに供給される電気亜鉛めっき鋼板は、液晶テレビ内部で発生する磁場を外部に放出させ誤作動を防止する機能を持つもの。ポスコは今年、全世界のソニーの工場で使われる量の10%程度を供給する計画で、今後30%まで増やす計画だ。

ポスコ冷延マーケティング室の申栄権(シン・ヨングォン)常務は、「ソニーはこれまで新日本製鉄など自国の鉄鋼メーカーの製品だけを使用してきた。今回の電気亜鉛めっき鋼板の供給はわれわれの品質とサービスが世界最高水準であることを確認したもの」と述べた。

 
また、「世界の自動車産業の先頭を行くトヨタに次いで、日本を代表する家電メーカーにも鉄鋼材を販売することになり、最悪の不況の中でも新たな突破口を見つけ安定的な販売先を確保したということに意義がある」と説明した。ポスコは今年1月から日本国内のトヨタの工場に自動車用鋼板を供給している。

ポスコは2004年にソニーのめっき製品関連品質認証を取得した後、昨年初めからテスト用鋼板を供給しており、今回の大量供給契約につながった。

ポスコはこれまでマーケティングと品質、製造関連部署がともに特別作業班を構成してソニーの要求事項をすべて反映した。通常はテスト供給から量産開始まで2年がかかるが、これを1年に短縮した。

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