キム・ヨナ“オンリーホープ”⑥五輪に向かってスタート(2)
ショートプログラムで1位になった後、「フリーは練習の時と同じくらいできればいい」と考えたので気持ちが楽だった。 でも不安がなかったわけではない。 心のどこかで「もし大きなミスをすればどうしよう」という心配もあった。 しかしフリーの音楽が終わったとき「無事に演技を終えられた」という思いで本当にうれしかった。 観客の起立拍手と歓呼を聞いて、自分の頭の中で初めて思ったことは「やっと終わった」だった。
電光板に点数が出る前、私はフリーの点を予想できなかった。 電光板をきちんと見つめられる心境ではなかった。 掲示された点を見てもどれくらい「高い」「低い」と考える余裕がなかった。 ただ「私が1位になったんだ」「あれほど願っていた200点がついに越えたんだ」と感じる意外になかった。