日本の東京ドームを訪れた人たちがよく考えるのは「打球が天井に当たればどう判定されるのか」だ。 その答えは「天井がないと考えればよい」。
天井に当たって落ちたボールを野手が捕球すればアウト、グラウンドに落ちればインプレーだ。 打球が天井の穴に入ったり、鉄筋の間に挟まれば二塁打となる。 ほかのドーム球場の中には天井に当たれば本塁打と認めるところもあるが、東京ドームはそうでない。 しかし天井の真ん中(高さ約43メートル)に設置された大型スピーカーに当たれば本塁打となる。 1990年にラルフ・ブライアント(当時、近鉄)が初めてここに打球を飛ばし、(株)東京ドームから賞金300万円を受けた。