16日で67回目の誕生日を迎えた金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長が「実家体制」を強化している。
かつて金委員長とともに活動したが、左遷されていた側近らが党の主要ポストに続々と復帰しているのだ。北朝鮮関連情報を扱う政府当局者は15日「世代交代と個人の不正容疑でしばらくの間退いていた、金委員長と同じ志向の人物らが相次いで復帰している」とし「最近実務の分野では、世代交代の幅を広めつつも、組織の指導部・宣伝扇動部・幹部部など党の中核となるトロイカを過去の側近らで埋め、金委員長の直系体制が一層強化されている」と説明した。