少子化問題を打開するため保健福祉家族部の全在姫(チョン・ジェヒ)長官が少し前に「フランス式解決法」の導入を検討していると明らかにした。子どもが成人になるまで破格の金銭支援をするというのが骨子だ。保健福祉家族部の年間予算より多い19兆ウォン(約1兆2400億円)以上が必要との計算が出たという。効果のほどはさておき、現実性は疑問視される。
韓国は女性1人が生涯で生むこどもが1.2人にすぎず、出産率は世界で最低水準の国だ。さらに深刻なことは結婚と出産を先送りしようという女性が増えているという事実だ。主な原因のひとつは仕事と家庭の両立が大変な社会ムードが挙げられる。これまで政府と自治体が出産・育児補助金を先を争って浴びせても出産率は足踏みを続けている理由だ。