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【噴水台】赤壁大戦

2009.01.24 09:51
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美貌をはかる単位があるか。まったくすることもなかったのかと思うが、どの時代か西洋の知識人たちはヘレン(Helen)という単位を作った。「イリアッド」に出るスパルタの王妃ヘレンが、トロイのパリスとともに消えるとギリシア全域に1000隻の大艦隊が動員され、救出に出たということに着眼したのだ。もしある美女が1隻の船を動員したら1ミリヘレン級の美貌と認められる。すなわち1ヘレン=1000ミリヘレンだ。

 
美女のために戦争が起こるという構想は東洋人にもそれほど不慣れなものではない。小説 『三国志演義』で諸葛亮は、周瑜を興奮させるため、曹操が江東の有名な美女である喬氏姉妹を得ようと東吳を攻撃すると欺いた。喬氏姉妹の姉である大喬は東呉の君主孫権の兄嫁で、妹である小喬は周瑜の妻だったからだ。

小説ではこの構想が諸葛量の計略だったが、ジョン・ウー監督は初めからこの話をもとに映画『レッドクリフ』1、2編を作った。『男たちの挽歌』で有名なジョン・ウー監督は、膨大な赤壁の話を2本の映画に分け、1編は昨年夏、そして2編は22日に公開した。

アキレスとヘクトルがヘレンをめぐり激突するように、映画『レッドクリフ』では小喬をめぐり曹操と周瑜が対立する。小説では台詞が一言もない小喬が映画では両側の陣営を行き交って戦争の勝負を左右し、英雄たちの血と汗はメロドラマの中にこっそり隠れている。

はじめから三国志という原作を知らない全世界の観客たちを対象としたというが、むしろ西欧人たちにはこのような設定が理解を早める方法だともいえる。しかし大多数が10代以後、三国志の文化的影響の中で成長する東アジアの男性の観客たちにとっては原作の香りが惜しまれるほかない。

もちろんこんな批判は有名な原作をめぐる映画なら必ず通る原罪にあたる。1956年、オードリー・ヘップバーン主演の『戦争と平和』が封切られたときにも米国の評論家たちは一斉に「制作陣をひっくるめ、小説を読んだ人はヘンリー・フォンダだけのようだ」と非難した。実はこういった論難は、読者たちの関心を代弁するという点で、本と映画の両方に鼓舞的だ。

本当に懸念されることは、いつか原作の棄損とかかわる論難がまったく消えてなくなるかもしれないという想像だ。2004年、トロイ戦争を扱った映画『トロイ』が封切られたとき、アキレスの死が挙論された映画評をめぐり、ネチズンたちから「どうして結末を公開するのか」という抗議が続いたことがあった。古典の消えた時代はもう始まったようだ。

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