「オバマ次期大統領の対北政策、クリントン・ブッシュ折衷型」
20日(米国時間)に発足する米オバマ政権の対北朝鮮政策は少なくとも2~3カ月が過ぎなくては確定しないとの見方が支配的だ。各官庁の副長官、次官、次官補など政策担当者に対する人選と公聴会で2カ月程度が必要な政治日程のためだ。しかしすでに示された国務省の要職内定者の面々と最近の発言から北朝鮮政策の大きな方向をある程度予測できる。
国務省の韓半島ラインは1990年代のクリントン政権当時に回帰するような印象を与える。これは当時ファーストレディだったヒラリー・クリントン上院議員が国務長官に内定したことによる結果とみることができる。長官諮問官または対北朝鮮特使として対北政策で最も大きな権限を持つことになるとみられるウェンディ・シャーマン氏はクリントン政権当時に対北政策調整官だった。東アジア全般を管掌する東アジア担当次官補に内定したカート・キャンベル氏はクリントン政権で国防次官補を務め、韓国政府関係者らとも頻繁に接触していた人物だ。