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サイバー空間に見たミネルバ<中>1

2009.01.11 15:58
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操作された経歴に大衆がだまされる

インターネット論客「ミネルバ」が無職の30代であることがわかってから9日、オン・オフラインで最大の話題に浮上した。インターネット掲示板では1日中「ミネルバ論争」で熱くなり、人々が集まる所では自然に彼の話になった。彼の正体が明かされても「ミネルバ現象」は続いているのだ。

 
専門家たちは「ミネルバを見ずに、彼を作り上げた環境を見ろ」と助言する。権威喪失による不信社会、学歴と背景に対する大衆のコンプレックス、匿名性によるサイバー文化などが複合的にひとつになって「ミネルバ現象」を生んだというのだ。こうした状況でミネルバをつまみ出したことは「枝打ち」にすぎない。社会病理が残っている一第2、第3のミネルバは続いて出るしかない。延世大キム・ホギ教授(社会学)がミネルバを「信頼をなくした社会の私生児」と名付けたのはそのためだ。

◆隔離された空間「オンライン」=盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が大統領選挙に勝利した直後の2003年初め、インターネットには「殺生簿」(粛清対象者名簿)が流れた。民主党議員たちを逆賊と功臣に区分した殺生簿は、社会的に大きな波紋を起こした。「新主流が作った」「情報機関が介入した」などのルーマーと推測が出回った。一部のネットユーザーは「仕分けは必要だ」と支持を送った。しかし結果はむなしかった。殺生簿を作ったのは仁川のある鉄工所で働く20代青年だった。彼は自らを「ノ・ムヒョン後援会会員」と明らかにした。

同事件はインターネットの匿名性を赤裸々に見せてくれる。社会心理学者であるイ・チョルウ博士は「インターネットの匿名性構造がルーマーを作り上げ、不安定な社会がこれを増幅させる」と説明した。ミネルバも同じだ。彼の文が卓越しているからというより「匿名性」と「不安」が相乗作用を起こして彼を英雄に仕立てたというのだ。

慶煕大のユン・ソンイ教授(社会学)はインターネットを「専門家と分離したネットワーク」と定義する。自由な情報流通を越えて「無差別的攻撃」が行き交うオンラインには専門家たちが積極的に参加しようと思わない。専門知識を含みながら意見を提示しても攻撃を呼ぶだけだということが分かっているからだ。専門家たちが消えた空間で、ミネルバは「経済大統領」の地位を享受したのだ。

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