歌手ペク・ジヨンが６日夜、忠清南道保寧（チュンチョンナムド・ポリョン）で開催されたキム・ジャンフンのコンサート‘２００８　キム・ジャフン　ワンマンショー－ショッキングの帰還’にゲストとして招かれ、１．５メートルのステージから足を踏みはずして転落した。

軽い打撲症で済んだペク・ジヨンは病院で治療を受けることなく、予定通りステージを終えて帰宅した。

ペク・ジヨンはこの日午後１０時３０分ごろ、保寧の大川（テチョン）体育館で開催されたキム・ジャンフンのコンサートステージで『愛さない』を歌い、観客らと握手するために前方に向かって歩いていたところ、ステージから足を踏み外して転落した。警護員らの助けにより、ペク・ジヨンは素早くステージに上がり「３０歳を過ぎたら、体に気をつけなければならないと言われますが、骨盤が痛くて死にそう…」とジョークを飛ばした。

コンサートの関係者によると、ペク・ジヨンはこの日の大雪で西海岸高速道路で交通事故が発生したことから、予定よりも１時間遅刻した。現場に到着したペク・ジヨンが慌ててステージに上がり、ステージの構造を把握していなかったため、このような事故につながってしまったと説明している。

ペク・ジヨンのマネジャーは７日、「幸いなことに、尻もちをつく格好で落ちたことから、大事故には至らなかった。ペク・ジヨンさんは治療を受けることなく、今日、ＳＢＳ（ソウル放送）テレビ番組『人気歌謡』の録画を終えた」と説明した。西海岸の石油流出事故による被害住民らのための慰労コンサートに駆け付けたペク・ジヨンはこの日、無料で公演に出演した。