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【噴水台】キツネとネズミ

2008.11.27 17:08
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人と一緒に棲むネズミの害は改めて言うまでもない。 伝染病の温床であり、人の穀物を減らす獣。 これに比べてキツネはただ害獣として片付けられるにはかわいそうな面もなくはない。 そうだとしても東西古今に出てくるキツネのイメージは総じて暗い。

九尾の狐の伝説が流行した韓国と中国、大規模に野原のキツネを狩る英国などヨーロッパの伝統はそれに通じる。 さらにはキツネの出現を不吉な兆しと考える習俗も残っている。 疑心が多く知恵を使うような様態が良く見えなかったようだ。

 
東洋の古典ではキツネとネズミが一緒に話される場合がある。 人が築いた厚い壁の間に入って寄生するキツネ、やはり人工の建築物に入ってその建物を壊すネズミの話だ。 いわゆる「城狐社鼠」だ。

城は敵の攻撃に対応して築く構造物。 社は人の吉凶禍福を掌握するという地の神をまつる建物だ。 いわば、ともに社会を構成する核心的な建造物の象徴である。 キツネとネズミがここに寄生すれば、建築構造にキズが生じるおそれがある。

しかし適当な対処方法がない。 城壁を崩してキツネを捕まえようとすれば、その壊れた壁を心配しなければならず、煙をたいてネズミを追い払おうとすれば火災による建物の崩壊が心配になる。 なくすべきものと知りながらも追い出すのが難しい存在が、城壁の中のキツネであり、社の中のネズミだ。

過去の政権に媚びて不正をしたキツネやネズミのような人たちの話が最近の話題だ。 透明性を掲げてクリーンを強調した盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の根幹を揺さぶる道徳的弛緩に該当する事件だ。 盧前大統領の側近に加え、血族までが容疑を受けているのだから、どこまで捜査が拡大されるか見守らなければならない。

風雨にびくともしなかった大きな構造物が倒れるのは、偶然のように見える小さなことがきっかけになるケースがなくはない。 「千里の堤も蟻の一穴から崩れる」(千里之堤、潰於蟻穴)というではないか。

過去の政権の陰に隠れて栄華を享受しようとした腹黒い者を検挙したからといって、快哉を叫ぶことではない。 それよりも韓国の権力社会に忍び込む新しいキツネとネズミのような存在を防ぐことにもっと力を注がなければならない。 城壁の隙間を固めて、ネズミの罠を張れということだ。

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